こころと言葉

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投げたボールと相手の取り方

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キャッチボール

 

いっくよー

 一昨年引っ越しまして、家に土間ができました。

全く広くはないのですが、小さなボールで子どもとキャッチボール(本当に軽く投げるくらい)はできます。

 コロナの影響でほんとに外出できず(あまりせず)、小さなお子さんがいる家庭は大変だと思いますし(大変さの度合いは違うと思います)、我が家も例外ではありません。

 そんな中キャッチボールやドリブル(!?)を家の中でしています。

 

会話とキャッチボール

 

 よく会話はキャッチボールに例えられますので、今回はその話。

よく「伝わる話し方」とか「伝え方が〇〇」みたいな本を見かけますが、肝心なのは相手の受け取り方だと思います。

もちろん受け取り方をこちらの意図が伝わるように投げないといけませんので、話し方や伝え方の工夫は必要です。

 いうなれば、会話で重要なのは、、、

 

「話し手の意図と聴き手の受け取り方の差異を少なくすること」

 

この一点に尽きるのではないでしょうか?

 

感情の聞き方

 小さい子どもの会話はほぼミスコミュニケーションで行われています。でも、会話は成り立っています。

 どういうことかといいますと、聞き取れない(笑)

ところどころまだ発音がしっかりしておらず、言葉の意味が分からない(笑)

しかし、「なるほど」「確かに」とか、辛うじて聞こえた言葉を繰り返すと、本人は笑って同意して、満足してくれます。

この場合の会話は感情を聞いているので、満足しているということです。

 そこで私が思うのは、会話の種類は2パターンあり、

 

・感情の聴き取り

・内容そのものの聴き取り

 

どちらかに分類されるものであるという事です。

 

コロナ時で気付いた会話の法則。

 

・感情の聴き取り(やり取り)をメインにする会話

 意味や内容の重視よりきちんと目を見て、頷きを大きく。

 どちらかというと非言語的会話に近い。

 

・内容そのものをメインにする会話

 発言の復唱、頷き、適度な質問を重視する。

 内容の理解があっているか確認するため、自分の意見と織り交ぜて話す。

 

この2つがあって、会話を行っている2者、あるいはグループの受け取り方の差異を無くしていく。

 

 とか、考えていました。

 

もちろん会話もキャッチボールも同じとするならば、キャッチボールをする空間に花瓶を置いたりすると、割れます。。。

モノが倒れます。

怒られます(子ども目線)。

 

・・・会話もきちんとした環境(状況)を作った上で行いましょう(笑)